a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

聖書の女性(15)ーナオミとルツ 2

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ヒヤシンスは太陽が好き。

 

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ナオミとルツ 2

 

婦人聖書の集いより

聖書 ルツ記2:1-23

 

失意と極貧の中で、嫁ルツを伴い故郷に帰ってきたナオミであったが、

ここからルツの思い切った行動で人生の曙が始まる。

聖書 ルツ記2:1-23

 

失意と極貧の中で、嫁ルツを伴い故郷に帰ってきたナオミであったが、

ここからルツの思い切った行動で人生の曙が始まる。

 

1、落穂拾いを決意するルツ

・ルツの勇気ある言葉と行動

このままでは貧しさの中に埋没するしかなかったナオミたちであったが、

ルツの思い切った言動で事態が動き始める。

 

ルツはナオミに言った。

「どうぞ、畑に行かせてください。

 私に親切にしてくださる方の後について落ち穂を拾い集めたいのです。」

 すると、ナオミは彼女に、

「娘よ。行っておいで」と言った。

 

・落穂拾いに関する教え

 土地の収穫を刈り入れるとき、あなたは刈るときに、

 畑の隅まで刈ってはならない。

 収穫の落ち穂を集めてはならない。

 貧しい者と在留異国人のために、

 これらを残しておかなければならない。

 (主がモーセに告げられた言葉) レビ記23:22

 

 

イスラエルでは貧しい者のために落ち穂を残しておくよう教えられていた。

当時の福祉政策である。

 

しかしナオミの言葉にあるように、落穂拾いは「いじめ」が横行する場でもあった。

 

2、最も良い畑に導かれるルツ

「はからずも…一族のボアズの畑」に導かれた。3節

・ルツは全く情報のないまま出掛けて行った畑が『はからずも』ナオミのなき夫の親戚筋ボアズの畑であったとは!

後の祝福を思えば、何という神の導きか!

・私たちの人生にも予期しないところで神の導きがある。

 暗黒と死の陰にすわる者を照らし、

 われらの足を平和の道に導く。 ルカ1:79

 

3、ボアズの親切な取り扱い

・ルツのことをしもべたちに尋ねるボアズ 5-7節

・ルツに親切にするボアズ 8-10節

・ルツの生き方に感心し、11節 報いを与えるボアズ 14-16節

  ヘブル6:10

・喜びと嬉しい予感を感じる姑ナオミ 20、23節

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ミレー画 ルツとボアズ

 

午後は昼寝

第2礼拝受付の奉仕当番。

案内の奉仕当番はNさん。いつも月の初めの日曜日は2人コンビで奉仕をする。

 

礼拝堂へ階段を上ってくる人を見て「**さんや〜」と受付表に丸をつける。

中にはよく知っているのに名字が出てこない人が居るのが困る。

特に名前は*さん、と分かっていても名字は・・・?今のか、旧姓か?と私の脳みそは混乱を極める。

判明したときは(*^_^*)、脳みそが喜んでいるのを実感できる。

 

これは、認知症の予防にとても良い。

今年度も無事に奉仕が出来た。来年度も奉仕の申し込みをした。

もう止めてください・・・と言われるまでやるつもり。

Nさんとコンビで。

彼女は私よりずっと若いから助けてくださる。

 

午後暖かいし「びわ湖マラソン中継」を観ているうちに、寝てしまった。

一生懸命走ったはるのに、寝てしまって申し訳ないことです。

聞き役も大事

午後コーラスに出かける。

家の玄関の横の赤い椿の蕾がほんのり赤く染まってきた。

愛らしい。

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こちらは昨年から咲いている白玉椿。

そろそろ終わり。

 

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プラットフォームで友達に出会う。

彼女も土曜日に出かけるところがあるので、時々会う。

彼女が堺筋線日本橋で降りるまでしゃべる。

彼女は今ご主人の介護が大変みたいである。

聞いてあげて励ます。

コーラスが終わって帰る道、近所の友達に出会った。

バスの中で彼女の降りるバス停までしゃべる。

僅かな時間に彼女の近況、ご主人の年齢と元の職業と病気、全部分かった。

人の話を聞いてあげるのも大切。

ちょっと疲れるけど・・・(⌒-⌒; )

母の香り

沈丁花が花びらを解いた。

この香り・・・もうとっくに無くなってしまった実家の玄関先の香り。

この年齢になっても、母に迎えられ暖かく包まれてほっと安堵した若い頃を思い出す。

婚家先から持って帰った緊張の糸が、はらりと解ける気がしたものだった。

 

家を建てたとき、玄関にこの花を植えた。

30年も昔に亡くなった母。

母のことを思い出せる花だから。

 

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運動のために買い物に行く。

今日はお雛まつりのお菓子がたくさん売っていた。

桜餅が今日のおやつ。

人形たちの行く末

買い物にスーパーに行ってもコーラスの練習に公民館へ歩いて行っても汗が出る暖かさ。

今、小豆色の木綿のキャップを愛用している。

友達が「可愛い帽子だからお部屋の中でも被ってて〜」と言ってくれるけど、汗をかいて熱いから脱がないと。

セーターも脱ごうとしたらMさんが「何で裸になるの?」「下にTシャツ着てるって」。

今からこんなに熱いのに、夏はどうなる?

 

明日はひな祭り。

床の間のお軸は立ち雛に架け替えたけど、お内裏様は納戸の中。

せめてブログに10年前の写真をアップしてあげよう。

(10年飾ってないということである)

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姪のブログによると、H子姉はお内裏様だけ残して後は断捨離するとのことである。

孫たちは誰も要らないんだ・・・。

 

我が家の先祖たちは「断捨離」という言葉を知らない人たち。

何でも後生大事に取ってある。

私は自分で買ったものは気前よく捨てられるけど、先祖が残して年月を経たものは捨てにくい。

 

7歳上の教会の友達Yさんは、戦災で家を焼け出された。

「家が焼けるということは全てが無くなってしまうと言うことやよ」と力を込めて言う。

家具も額の絵もタンスの中身もお人形も・・・。

70年以上経った今でも無念の面持ちである。

 

戦災にも震災にも免れた古い人形たちをどうしたものか・・・思案に暮れる。

教会でお茶会

お昼は軽く済まして、教会へ歩いて行く。

足はすっかり元どおりに治った。

あれは何だったのだろう?

決して冷やしてはあかん。

歩きにくい靴は幾らオシャレでも履いたらあかん。

 

1ヶ月に1度の「オープンチャーチまきば」でのお茶会。

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お茶菓子にチョコレートも混ざっている^ ^。

 

15人ほどのお茶をYさんが全部立ててくれた。

言い出しっぺだもんね。

終わったら間も無くコーヒーが出た。

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だから昼ごはんを抑えてきて良かったのである。

後はおしゃべり。

聖書の女性(14)ーナオミとルツ 1、

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暖かくて陽だまりで寝そべっている今朝のくるみ。

私の足はすっかり良くなった。

毎週の火曜日は唯一予定のない日なので、ぼーっとして過ごした。

 

 

ナオミルツ 1、

聖書:ルツ記1:1-22

 

「嫁と姑」の関係は大抵良くない場合が多いが、今日学ぶルツ記に登場する姑のナオミと嫁のルツはどうだったか。

 

1、ナオミの悲劇

 家族の死

・ナオミは飢饉のため夫エリメレクと二人の息子と一緒にユダヤベツレヘムを離れ、外国の地モアブに来た。

その地で夫が死んだ。

・二人の息子はそれぞれモアブ人の妻を娶った。

長男の妻がルツ 15節

次男の妻がオルパ。

・しかしまたしても悲劇が襲い、息子二人が死んだ。5節

 

2、ナオミと共に生活することを選ぶルツ

・次男の嫁オルパは、ナオミからモアブに帰って新たな生活を始めるように勧められ、その言葉に従う。11-14節

・長男の嫁ルツも同様に勧められるが、ルツはナオミと共に生活することを強く決意する。

※ルツの言葉に見られるもの  1章の鍵となる言葉

 

・義母と生活を死ぬまで共にする決意の強さ

 あなたの行かれる所へ私も行き、

 あなたの住まれる所に私も住みます。

 あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。16節

・ナオミの信ずる神を神とする信仰の決意表明

 あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。

 もし死によって私があなたから離れるようなことがあったら、

 主が幾重にも私を罰してくださるように。17節

 

3、ルツと共にユダヤに戻るナオミ

・悲しい思いでユダヤに戻る二人に町中の人が声をかける。19節

 ナオミは彼女たちに言った。

 「私をナオミと呼ばないで、マラと呼んでください。」

 ナオミの心境を表す言葉 20節

ナオミ=快いの意味。マラ=苦しむの意味。

・不幸と悲しみの1章であるが、最後の1節に

大麦の刈り入れが始まった頃ベツレヘムに着いた。22節とある。

これはのちに展開していく希望の幕開けの言葉。

悲しみだけではなかったのである。

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「ルツ記」に基づくミレーの絵画「落穂拾い」。