a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

行楽は好き?

今日も良い天気。

午前中のクルミの寝場所は東の出窓。

多肉植物が邪魔なの。

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夕方散歩がてらお買い物に行く。

 

「菖蒲」が売っていた。

そういえば今日は端午の節句なのだ。

今も菖蒲の香りのするお風呂に入る風習を守る人がいるのだなあ。

 

 

普段の休日は子どもの声がする我が家のご近所さんだが、今日は静か・・・。

どこかへ遊びに連れてもらってるのだろうか。

今日は気温が高かったからさぞ親も子も草臥れることだろう。

 

私は幼い時、外出が嫌いだったもので、つい他人もそうだ思ってしまうけれど。

帰りの電車の中で疲れ果てて頭に浮かぶのは「まだ宿題残ってる〜帰ってからやらないと・・・」

行楽が嫌いな子どももあることを親は知って欲しかった。

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平戸つつじを見ると思い出す家族揃ってお出かけの日。

可愛くて楽しい映画

落ち込んでいる私に娘が楽しい映画を探してくれた。

 

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ2005年製作 イギリス、アメリカ、フランス、合作ファンタジー映画

クリスティアナ・ブランドの童話をエマ・トンプソンが脚本を書いて主演した。

お父さん(コリン・ファース)は6人の子供を残して亡くなった妻のことが忘れられない。

経済援助をしている伯母(アンジェラ・ランズベリージェシカおばさん>)は再婚を勧めるがどうも無理。

この伯母さんはど近眼で何と4頭立ての馬車でやってくる大金持ち。

 

6人の子ども達はいたずらが酷くてナーニーはすぐ辞めてしまう。

優しいメイドは字も読めない。

どたばた大騒ぎの家に訪れたのが醜い顔のナニー・マクフィー。

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ [DVD]

 

続編

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ2010年製作

時代は変わって赤ん坊だった末っ子の女の子がおばあさん(マギー・スミス)になっている。

お父さん(ユアン・マクレガー)は戦争に行った。

お父さんの弟(リス・エヴァンス)はあほで、兄弟名義の農地を借金のため売ろうとしている。

子ども達は健気で豚や牛の世話をしている。

そこへロンドンから従兄妹が疎開にやってくる。

軍の偉いさん(レイフ・ファインズ)の子だから気ままで気取っている。

売ろうとしていた子ブタをあほの叔父さんが逃す。

 

そこへ現れたのが醜い顔のナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)。

今回は鴉の弟子つきだ。

子ブタのシンクロナイズスイミングもあってびっくりする。

事件が片付くたびにナニー・マクフィーは少しづつ美しくなってゆくのだった。

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ [DVD]

どちらも可愛くって楽しい映画。

悲しみを忘れる。

 

70才の日本国憲法の誕生日

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すずらんが咲き出した。

神様は何と愛らしい花を作られたのか。その上清々しい香りまでつけて。

 

今日は憲法記念日

70年前、私は小学校5年生だった。

終戦の日から2年近く経って、戦後のひどい食糧難も少しましになっていた。

少しづつ平和な生活に戻りつつあった頃だ。

学校に行くのが楽しくてのびのび過ごしていた。

 

憲法が発布されるので「ポスターコンクール」が校内で開催された。

憲法ってナンノコッチャ?と思って、当時同居していた姉のお婿さんに教えを乞うた。

彼は戦地から復員してすぐに父の会社に入社した。

有能なのを見込んだ父は、大切な長女(C子姉ちゃん)のお婿さんとして強引に我が家に迎え入れたのだった。

なかなかのハンサムで姉も一目惚れした・・・という戦後の平和な時代の話。

 

義兄は「日本はもう戦争をしないと約束したのや。これは日本の国や人々の大切な決まりごとやから大切にせんとあかん。

天皇陛下は日本の象徴となられた。」と教えてくれた。

ポスターの図案も国旗をアレンジしたら良い、とアドバイスをしてくれた。

 

私が描いたポスターは何と!コンクールで金賞を貰った。

手元に残ってないので残念だけど、私は戦争中惨めで哀れな問題児で萎縮していたからとても誇らしい出来事で、生涯の中で一番輝いていた頃かも知れない。

 

戦争中のひどい生活を知っている人は私も含めて皆高齢化してしまった。

政治家は本当の戦争の恐ろしさを経験している人は居ない。

 

70歳になった日本国憲法。大切にしなくてはいけない。

 

先に逝った友達

幼なじみNさんの訃報が入った。

中学校のクラスメイトでお互いに子育てが終わってから親しくしていた。

愛媛県の旧家にお嫁に行って、4人の子供を育て、病院長をなさっていたご主人を支えてしっかり主婦をしながら、その上で趣味の域を超えたキルトの製作をしていたNさん。

 

早くからパソコン教室に通ってマスターし同期生のメーリングリストを立ち上げてくれたNさん。

ブログを始めて海を隔てた場所に住んでいても毎日お互いの情報を知り合っていた。

 

2月24日を最後にブログの更新が無くなってからずっと心配していた。

今日は更新したかな?と時々覗いていたのだが、ついに亡くなられた知らせがあった。

胃がんとのことである。

ブログに書かれたのを読む限りは予兆は無かったのだけど。

もうブログが更新されることはない。

 

胸が塞がるように悲しくてたまらない。

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シーラが咲いた。

亡き友に捧げる。

泥棒が入る家

5月になった。

5月1日はメーデー

 

最近ストライキは余り聞かないが、私が高校生のころは労働運動が活発で、ストライキが盛んに実行されていた。

困るのが鉄道会社のストライキ

つまり電車が動かないのである。

運転手さんも車掌さんも駅の切符を売る人も、改札で切符にチョキンと印を付ける人も皆ストライキに参加したのだ。

電車が動かなくても学校を休むわけにはいかない。

 

車で行くしか手段は無い。

だけどまだ自家用車は無い時代で父も持っていなかった。

 

どうして学校まで行ったかというと、隣の小父さんの公用車。

小父さんは大阪市内のとある警察署の署長さんだった。

「おっちゃんの車で送ったげるよ」で、大きな体の小父さんの親切に甘えさせてもらった。

勿論父も大阪市内の会社まで一緒に乗った。私はおまけの身分。

父と小父さんの間に挟まって会話を聞きながらのドライブ。

警察の車(パトカーじゃない)で校門まで乗り付けたのだった。

 

一般市民は迷惑を被ったのだけど、私はなんか嬉しくてストライキしないかな?と期待していたのを思い出す。

 

お隣の小父さんの思い出はまだある。

頑丈な体でいつも門の前で肩脱ぎをして竹刀を振り回している偉丈夫。

職業は警察官。奥様も薙刀の有段者。

なのに何故か空き巣に何度も入られた。

当時はまだ戦後の荒れた状態だったから泥棒も多かったのだ。

表札に職業や有段者である、などとは書いてないし・・・。

 

それに引き換え、隣の我が家は1度も泥棒に入られなかった。

うちの家業が鍵屋さんなのを知っていたか?

よく吠える犬が居たし、大家族で人が溢れて泥棒も入る余地が無かったのかも知れない。

暑い日は疲れる

暑くなった。

日傘をさして教会へ。

礼拝が終わって友人と緑陰の道を喋りながら歩いて帰る。

スーパーで買い物をした。

買い物の袋の他に傘をさすのに腕がもう一本欲しい感じだ。

連日の肉体労働と暑くなったのとでベッドの上に寝転んだらたちまち熟睡してしまった。

勿論クルミは喜んで一緒に寝ていた。

 

連休は何をする?

今日から連休。

私は毎日がお休みなのだけれど、やっぱり連休は嬉しい。

何の予定もなくて。

 

お稽古はどれもお休みだし。

お出かけは好きだけど準備や後片付けに時間を取られる。

電車は混雑していそうだし、年寄りがうろうろして迷惑をかけてはいけないから家に居よう。

楽しみは庭で遊ぶことと、テレビで映画を観ることぐらいかなあ。

 

今日は初日。

朝刊のパズルを解いてから庭の草を抜いた。やわらかな雑草が美味しそうだ。

羊に生まれていたらむしゃむしゃ食べられるのに・・・どれも可愛いけれど引っこ抜く。

今咲いている春の雑草は、ハコベホトケノザカラスノエンドウ、母子草、トキワハゼ、キュウリグサヘビイチゴカタバミ、せっせと種を飛ばしているナズナ、スギナ・・・ドクダミ

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庭の隅が好きな雪の下、まだ花は咲かない。

まきまきはドイツ鈴蘭。この子も年々縄張りを広げている。

ぽつんと咲いたこぼれ種のサクラソウ

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つぼみのシーラー。

もうすぐ咲くね。