a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

和歌山に行く

a-doll2005-11-11

今日は中学校の友人たち6人で某女子大の同窓会主催のバスツアーに参加して、華岡青州の里と粉河寺、根来寺に行って来た。
バスの窓から見る紀州路はなだらかな山に様々な果樹園が点在して、美味しそうな蜜柑が鈴生りになっていた。
今日は曇り空だったけれど、晴れの日は太陽が暖かく照って、蜜柑や柿や無花果やももがのびのび育つことが出来る豊かな土地なのだろう。
史跡で説明してくれる女性やお寺さんも素朴で陽気だった。
私の祖母は紀ノ川沿いのこの辺りで産まれた。
14才で旧家に嫁に行き、余りの窮屈さに我慢出来ず家出したと言う。
明治の頃としてはかなり大胆でわがままだ。
同じ紀州の女でも華岡青州の妻、加恵さんはきつい姑、お継によく仕えて我慢したものと感心する。余程青州のことを尊敬し愛していたのだと思う。
そんな祖母のことを偲びながらバスに乗ってきた。
粉河寺も根来寺も広い敷地と大きな伽藍がある古い立派なお寺だ。
歴史を刻んで来た大木が有りゆったりしている。
もみじの木が沢山あったが紅葉にはまだ少し時間が要りそうだった。
寺の拝観を終えた頃から雨が降り出して、大阪に到着の頃から本降りになった。