a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ドールハウスの車椅子

a-doll2006-01-03

子供の時のお正月。
兄の大学の友達や、姉の音楽学校の友達が遊びに来た。女性は着飾っている。
百人一首など皆でやっても華やかでちょっといつもと違う。
何か特別なときめくような雰囲気。
ある女性Yさんが兄に特別な目線を送っているのを子供ながら感じた。
私はかなりおませであった。
兄は、好みでは無いみたいで、どうってことも無かったのだが。
これは50年近く経って証明された。この素敵だったYさんに知り合いのお葬式で50年ぶりに偶然逢ったのだ。
「懐かしわね。お宅に遊びに行った事有るわ。ところでお兄様はお元気ですか」と聞いたもの。
子供は結構こうゆうことはしっかり観察しているのだ。
子供の頃と違って今の私のお正月は暇だ。
ドールハウスの車椅子をとうとう作った。出来上がりはかなり気に入っている。
ヴィクトリアン調の車椅子がどんなだったか余り資料は無いから苦労した。
かなり古い本で蕗谷虹児の挿し絵とターシャテューダーの挿し絵を参考に作った。