a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

縁の下

昨日の続きが有る。
設計図で床下点検口というのを日本間に見つけたので、畳を捲ってみる。ガス屋の兄ちゃんは畳をいためるので恐いといってやってくれない。夫は千枚とうしを持って来て上げようとしたが上がらない。
もういらつく。ついに私の出番だ。ドライバーを持って来て隅に突っ込みグイと上げると簡単に浮くじゃないか。
コツなのよ。
昔子供の頃、夏の暑い盛りに一斉大掃除といって家中の畳を全部上げて庭に並べて風を通す行事が有った。
父や出入りの男衆やらお店のぼんさん達が手伝って、汗を流してのお祭りみたいな大掃除があったのだ。
どの部屋も殆ど畳敷きだったから凄い数の畳だ。
畳の下には去年の新聞が敷いてあって、兄なんかは読んでいたりする。
その下の板をめくると広い縁の下が見通せる。湿気予防の石灰が播いてあるので真っ白だ。涼しい風が吹き上がって来る。
私と妹は何か嬉しい気分で眺めていたから、畳の扱い方は知っているのだ。
今回は知っていたからといって役に立たず、結局畳の下に点検口はなかったのだが。
ところで今日は久し振りに雨の一日だった。
夫は今日も俳句の新年会に出て行った。
クロゼットの掃除をする。
年末にヘルペスのため、途中で投げ出してしまっていたから。
着ない衣類はどんどん処分して身軽くする。特に夫のは捨てると怒るから今日はチャンスと山ほど捨てた。
季節外の物は透明のプラスチックケースに入れて見えやすくする。
探しまわるのも、エネルギーがいるし、くたびれる。
すっきり片付いて気分が良くなった。