a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

新しく出会う曲

夫は朝から、炒り卵とお粥と梅干しの朝食を平らげ、元気に(?)近所のおおたクリニックに行って点滴をしてもらって来た。
どうやら、少し良くなったようでほっとする。
午後は静かにして寝ているようにと言い残して、私は同窓会館でのコーラスに行く。
蒸し暑くて汗びっしょりになった。同窓会館は大正14年に建ったアンティークな3階建てのビル。3階のサロンに行くのに幅広の手すりの付いた階段を上がる。古くてエレベーターは設置出来ないのだ。ヨッコラショと上がって部屋に入ると冷房が良く効いていてほっとした。
歌うのは楽しい。
今日から練習が始まったのは、エーデルワイス、さくら、花の街、心の窓に灯火を、別れの歌の5曲。この内、花の街は團伊玖磨作曲で良く知っている歌、残りの3曲は中田喜直作曲である。
『別れの歌』は初めて歌う曲、素敵なメロディで作詞は何とサトウハチローだ。『血脈』を読んだら佐藤愛子が、サトウハチローの詩の事をぼろくそにこき下ろしていたけど、このさようならの詩はやっぱり素敵な歌詞なのである。
『さくら』も初めて知った美しい曲。兎に角初めて出会う曲は新鮮で練習するのはわくわくする。
練習が終わってから、古稀の同窓会の準備委員会に出席して楽しい時を過ごして帰宅する。