a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

おしゃべりのお年寄り

病院へ薬を処方してもらいに行く。ホルモン剤アリミテックスを2ヶ月に1度、60日分を出して貰う。
病院まで歩いて行ったら、風が強くて冷たいのに着いたら汗ばんでいた。気持ちが良い。
住宅街を歩いていると、木蓮が早くも満開で、梅は散り始めている。
帰りは無料巡回バスに乗った。
すごいおしゃべりのお婆さんが乗っていた。甲高い声で隣に座っている人にしきりにしゃべりかけている。降りるまで止まることを知らずしゃべっていた。息子の家の犬が死んだ話。死ぬ前に2日掛かった獣医への支払いが高額だったこと、自分は糖尿と貧血とで薬を飲んでいるが、先生がそんなにしゃべれたら、元気な証拠やから心配ないと言いはったこと、妹が死んだ話、その息子、嫁、高齢の姉のこと、etc・・・。隣の人はフンフンと相づちを打って上げている。優しい人だ。停留所で降りる姿を見たら、よれよれのお年寄りなのに、あれだけしゃべるエネルギーはどこから沸いて来るのか私には理解出来ない。
1人暮らしで、しゃべる相手が居ないので普段はさぞ淋しいのだろう。
昨日姉に電話をしたときも、姉は1時間ずっと自分のことをしゃべっていた。
その中に友達の悪口も有ったが、「同じことを何遍もしゃべりやんねん。長い電話にうんざりしたわ。」と言っていた。聞いて呆れる。自分のことは気がつかないのだ。
おしゃべりの人はしゃべると元気になるみたいだ。
でも相手をするのは本当に疲れる。