a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

映画『ボルベール』を観る

整形外科に行ったついでに難波まで行き、いくつか用事を済ます。
映画『ボルベール<帰郷>』を見て来た。
ペネロペ・クルスが超魅力的だ。
スペインの情熱的な赤い色、それは血の色である。ライムンダ(ペネロペクルス)の娘パウラが言い寄って来る義父を刺し殺してしまった。キッチンペーパーやモップで血を拭き取る生々しさ。布でくるんで運び出し、閉店中のレストランの冷凍庫で急速冷凍してしまう。唖然として見てしまううちに、物語はテンポ良く進んで行く。
故郷ラ・マンチャは風の強い土地で、ライムンダの両親は風の強い或る日、火事で焼け死んでしまったのだった。
血なまぐさい重苦しい内容の物語なのに、面白くて底抜けに明るい。ライムンダを始め女性達は皆、逞しく、助け合って生きている。
料理を作る場面やドレスの色彩が鮮やかで美しい。