a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

おしゃべりな人

英会話を始めて10数年経つけれど、一向にぺらぺらとしゃべるまでには到達しない。
私の場合、日本語でも余り上手にしゃべられないから、まあこんなもんかと諦めている。
ただお陰で色んな世代の友達が出来た。
共通点がいくつか有る。車の運転が出来て、パソコンが使えて、海外旅行が好きな人達である。
負けず嫌いでおしゃべりというのも有る。
レッスンの最中に日本語で思わずしゃべりはじめて止まらなくなる。そんなとき一応級長の私は「Why don't you speak English?」と注意を促さねばならないのだ。授業料が勿体ないではないか。
時々リックが何か準備の必要が有って「どうぞ、日本語で5分間しゃべっていて下さい」と言うが、そんな時に限ってしゃべる話題が見つからないもので、黙ってしまっている。
今日は病院に薬を貰いに行って来た。帰りのバスで、いつものおしゃべりばあちゃんが乗っていて、相変わらず見知らぬ人をターゲットにしてしゃべり続けている。自分でもおしゃべりだと認めているようで「余りおしゃべりに夢中になって降りるのを忘れて、又病院へ戻ってしまいましてん。かっこうわるいから1回降りてまた乗せてもらいましてん。環状線に乗っているのと同じですわ」と言っている。確か前に会った時も同じ事を言っていた。話の内容は自分の身内のあれこれなのだが、ターゲットにされた人は大変だ。降りるまでろくでもない話を聞かされて、相づちを打たされる。
私は目を合わさない様にして自衛することにしている。
過ぎたるおしゃべりは社会に害を及ぼす。
今夜観た映画『ヴェラ・ドレイク』1950年ロンドン。イメルダ・スタウントン演じるヴェラは優しい親切な人、夫もそんな彼女を愛していて息子と娘と4人が、貧しいながらも幸せな生活を送っている。でもヴェラは大きな秘密を持っているのだった。