a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

たこ焼きのこと

姪のSakuraちゃんがブログで、昨日始めてたこ焼きを食べた、と書いていたが、それにdollyちゃんがコメントをして、「始めて?」ってびっくりしている。そうなのだ、我が娘は昔から大のたこ焼き好き。
小学生の頃から、良く1人でたこ焼きを買いに行った。
或る日、私は口の中に白い腫瘍ができて北野病院の耳鼻科で摘出手術を受け、口の中を縫ってもらって帰宅した。彼女は留守番をして居たが、おやつにさっそくたこ焼きを買って来て、食べさそうとした。
朝から何も食べてなかったし、口の中は腫れていて、まだ食べ物を受け付ける状態ではなかったのである。
しかし、ちょっと冷ましたたこ焼きは、口の悪く無い方の片側で転がして何とか食べられたのだ。
美味しかったなあ、あの時のたこ焼きは。
私の母は厳しい人で、子供の頃、屋台の食べ物を買って食べることなど許してくれなかったから、私は今でも1人ではたこ焼きは買わない。
娘はどこに行っても、たこ焼きの屋台を見つけたら必ず「買っても良い?」と聞く。そして車の中で一緒に食べるのだ。てんこもりのたこ焼きを携えて帰宅することも再々だった。
娘がアメリカに住んでいる今はたこ焼きが食べられないのが残念だ。
値段が安くて、熱くて、丸い形が可愛いので庶民に愛される食べ物になっていると思う。
最近蛸も高くなり、メリケン粉も値上がりするので、たこ焼きやさんは経営難らしい。
余り値段が高くなって、庶民の味で無くなるのは困る。