a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

おしゃべりな機械

うちの食洗機はしゃべる。
電源を入れたら「電源が入りました」。私がボタンを押したんやから電源が入ったって解ってます。
スタートボタンを押したら何故か「運転しました」私としたら「今から運転します」と言って欲しい。
洗い終わったら「運転が終わりました。ドライほうめんにはいります」という。何の事やら解らん。
ドライの間に開けると「庫内は熱くなっております。ご注意下さい」ご親切におおきに。
うるさくしゃべる割に、終わるときはいつの間にやらだまって終わっている。「ドライが終わりました」と言えちゅうねん。
食器を出し始めたら「残滓フィルターを掃除して下さい」難しい言葉を使いはるね。
しばらく開けたままにしていると「扉を閉めて下さい」とうるさい。まるで姑みたいだ。
メーカーに尋ねても音声は停められないとの事で長年我慢して使っているのだが・・・
この度、娘が音声の出る所にテープを張ってくれた。
声は少し小さくなったが、まるで子どもの頃薄いパラフィン紙(ビービー紙といっていた)を唇に当てて、わざと震えた声でしゃべって遊んだ時の事を思い出して、何だかおかしい。
小さなビービー声で「運転しました」と言うから何か可笑しくて、もう腹も立たなくなって「それはご苦労さんですね」とでも言って上げたくなったのである。