a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

目医者で

目医者に行った。緑内障の薬を処方してもらうためで、2ヶ月に1度行く必要が有る。
行くと必ず、視力検査と眼圧の測定を受ける。
視力検査の時、いつも笑いそうになって困る。
しょっちゅう視力の検査を受けているので、丸の欠けた部分が上か下か右か左を言うのだけど、はっきり見えなくても勘で大体当たるのである(←当てもんと違います!)。
はずれて間違ったら検査官は必ず同じ段の違うのを差すから「あっ今のは間違ったんだ」と解る。それを答えると、1段下の小さいのに移って行くから、今のは正しい答えでパスしたのが解る。
良い加減な検査だけど、いつも「良く見えていますね、問題有りません」と先生がおっしゃるから、内心「ええのかなあ」と少々後ろめたい。お金を払って検査を受けているのに、数値を上げて見得をはらなくても良いと思うのだけど、裸眼で不自由なく過ごしていられるからまあ良いかと思っている。
視野検査となるとズルは出来ないから、私も必死だ。これは1年に1回だから、慣れることはなく真剣に取り組まないといけない。だから終わるとぐったりと疲れる。
昔の検査表はひらがなの文字だったから、身体検査で並んで待っている間に覚えてしまって、これもズルしたことになる。別にズルしなくても本当に良く見えた。70才の今までずっと眼鏡を掛けず(老眼鏡は別として)過ごせている良い目を持っていたのだ。
小学校の2年生のとき、生まれて始めて受けた視力検査では、しゃもじを目にきつく当て過ぎて、反対側の検査の時ぼやーっとしてよく見えず、近視の傾向が有るといわれた懐かしい思い出。
その頃はズルをする悪い知恵はまだ無くイノセントだったのだ。