a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

野生の虎

a-doll2008-08-05

可愛い映画を観た。
『トゥー・ブラザース』1920年代のカンボジアアンコールワットのジャングルに住む野生の虎達の話。
遺跡の近くで2頭の兄弟の虎が産まれた。
しかし、ハンターの銃弾で父虎は殺され、2頭は離ればなれになって捕われてしまう。子供を捜し求める母虎も、人間どもの餌食になり大怪我をしジャングルの奥に隠れてしまう。
クマルとサンガ。数奇な運命を辿り、再び出会う日が来るのだが。
全編を通じて虎の柔らかな肢体、美しい毛並み、鋭く光る目、それに低く発する声に魅せられる。
2頭の子供の虎の仕草がコミカルで愛らしく、それだけに余計人間のエゴが醜く、獰猛な虎を使った撮影の苦労が裏に有る事を忘れて見入った素晴らしい映画だった。
原作・監督は『セブンイヤーズ・イン・チベット』のジャン=ジャック・アノー
現在野生の虎は激変している。地球上でたった5000頭だと言う。危険で美しいが故に乱獲されてしまったのだ。
また骨は精力剤や漢方薬にも使われ続けて来た。
ところで、夫の応援する阪神タイガースでは、野生の虎の保護に力を入れている。
夫の為だけじゃなく、虎達の為にも阪神タイガースは強く戦って欲しいと願う。http://www.japangreen.tv/act/#/000249