a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

崖の上のポニョ

a-doll2008-08-26

崖の上のポニョ』を観て来た。そろそろ夏休みも終わるし子供達も宿題で忙しいだろうから、空いているかなと思って行ったら、宿題に関係の無さそうな幼い子供がお母さんやおばあさんと沢山来ていた。明日水曜日はレディスデイで母親が子連れで来るだろうし、火曜日の今日は来ないかと思ったら年より(私も含めて)が来たのだ。
それは兎も角楽しい映画だった。
宮崎駿は、アンデルセンの人魚姫を下敷きに作ったと言っているが、『人魚姫』は人間との叶わぬ恋に泡となって消えて行く哀れさが、物語の芯になっているが、『ポニョ』はむちゃくちゃ元気だ。明るくて前向き。大きな魚の上を走っている姿なんかは、パワー全開だ。
殆どが嵐と荒れた海と水の世界で、夏向きの映画だと思う。
声優がベテラン揃い。奈良岡朋子とか、吉行和子、は老人ホームのお婆ちゃん。矢野顕子はポニョの大勢の妹達、フニャとかプニとか言葉にならない不思議な声がぴったりだった。
哺乳類は、太古海に住んでいたのが陸に這い上がって来て進化したものだから、ポニョだって人間の世界に馴染んで生きて行けると思うのだけれど。
映画を観る前から、幼い子供がラウンジで♪ポーニョポニョポニョ魚の子〜青い海からやって来た〜♪と楽しそうに歌っていた。見終わってさぞ満足した事だろう。私も満足した。

それからやっぱり、嵐の夜に食べる熱々のチキンラーメンとハムがおいしそうだった。