お向かいのMさんが昨日、救急車に乗って行くのを心配げに見送って下さっていたので報告しておく。
N川さんがブルーのマーチで迎えに来てくれた。
彼女は私の親友だが、夫とも仲良しで、いつも「私はAさんの第２夫人」と言ってくれている。
ドラッグストアで入院中の夫の必需品を大量に買い込み病院へ行く。
夫は気楽そうな顔で眠っている。
起こすと細い目を開けるが、すぐ大アクビをして眠ってしまう。
Nさんが来ると、いつも２人が俳句の話で止まる事無くしゃべり続けるのだが、今日は駄目だった。
帰宅すると、お向かいのMさんから町内に夫のニュースは広がっていて、沢山のお見舞いの電話で忙しい。中には晩ご飯を持って行って上げよう、と言ってくれる人もいる。感謝しつつご辞退させてもらった。
夫が町内の人々に愛されているのが解る。
人生には荒波が時々襲いかかる。今回は津波級のかなり大きな波だ。負けていられない。上手くかいくぐって乗り越えなくてはならない。
夫の病名は『心原性脳塞栓症』。意識障害と右側の麻痺が有る。
１人だから在宅警備をセットして寝る事にする。
