a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

お見舞いの果物

コーラスで三婆と云われている同い年の仲良し、KちゃんとY江ちゃんが激励にやって来た。
Kちゃんは昔気質の人で「お見舞いに何が欲しい?」と聞いたので、「無花果と林檎が食べたい」と言ったのに、「そんなんはあかん」と勝手に箱入りのメロンを買って持って来た。「お見舞いはメロンと決まっている」のだそうだ。
夫は管から食事をしているからメロンは食べられないし、私はメロンは特別好きでも何でもない。無花果が食べたいと言っているのにである。
3人でランチを食べた。慰労の為だとごちそうしてくれた。感謝。「Kちゃんは多分ろくなもん食べてへんから、胃がかさかさになっている」と勝手にこれも決め込んでいる。その後夫に会いに行ってくれた。
Y江ちゃんのけたたましい声に夫は目を開けた。
7月の終わりに私がばてていて、夫が代わりに出掛けたコンサートで会って以来だそうだ。
Y江ちゃんは、コンサートが終わってからピアニストのK先生にご挨拶するとき、夫の事を「私の主人です」と言ったらしい。K先生は笑って「Aさんのご主人はよ〜く知ってるわよ」とおっしゃったとか。
その時の話をして居たら、夫は目を大きく開けてY江ちゃんの顔を見ていた。コンサートの事を思い出していたのかも知れない。