a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

映画て素晴らしい

レンタルDVDで観た映画『彼女を見ればわかること』は、私には久しぶりのヒット作だ。
5人の女性達がそれぞれに抱えた孤独感。それを心の奥に秘めて懸命に生きている。
オムニバスの様に、つぎつぎに女性が登場。一人一人にドラマがある。
大物女優達それぞれが、迫真の演技で迫って来る。
医者(グレン・クローズ)は痴呆の母と暮らしている。恋人からの連絡を待っているが掛かって来ない。占い師(キャリスタ・フロックハート)に心を見抜かれて愕然とする。
銀行の支店長(ホリー・ハンター)は不倫の相手の子を妊娠、堕胎する。
占い師はレズビアンの恋人がエイズで死にかけている。
盲目の女性(キャメロン・ディアス)は虚勢を張って生きている。恋人が居ない警察官の姉(エイミー・プレなマン)は、盲目の妹がデートに出掛ける準備を手伝う。
それぞれが、映画が進行する中で繋がっていて、最後に深くため息をつきたくなる見応えの有る映画だった。
特にホリー・ハンターが扮する支店長が、感情を爆発させる場面は胸を打つ。
久々振りに佳い映画を観た。
彼女を見ればわかること [DVD]