a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

午後SAYAKAホールで「諏訪森SOLISTEN」のサマーコンサートを聴きに行った。
メンバーはたった11人の混声合唱だが、バランスの取れたハーモニーはいつもと同じで素晴らしい。
ハイドンのオラトリオ「四季」(夏)より は美しいメロディで、気持よく聴いているうちに、とろりと眠ってしまった。なんと気持ちが良いまどろみだったことか。
私は10数年前に、ドイツケルンでこのオラトリオを、ヘルムートリリングの指揮で聴いたことがある。旅の始まりだったので時差ぼけもあって聴いているうちに気持よく眠ってしまった。勿体ないとは思わない。眠りながらの頭の中では、美しい旋律がずっと流れているのだから。今日はあの時を思い出した。
でも居眠りばかりしていた訳では無い。
あとのプログラムは楽しく聴いた。プログラムの5番目、三善晃の曲は流石だった。アカペラの「てのひらは黙っている」は難しいハーモニーを聴かせてくれた。メンバーそれぞれが素晴らしい能力を持っているから可能なコーラスだと思った。
それとやっぱり堀先生の指揮が良いのである。
外は猛暑。でも涼やかな素敵な2時間を過ごせて、元気になって帰る。