a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

春が来た。

何ヶ月振りかで暖房を必要としない日になった。
出窓にヒヤシンスの水栽培のガラス瓶を並べた。くびれの所にピンクのリボンを結ぶ。
白い根が水の中に見えるのも清々しい。これが寒い日だったら見るだけで凍りそうになっただろう。ようやく本物の春が来たのを感じる。
出窓にいろいろな物を飾るのも久しぶりだ。
クルミと2匹の仔ネコが居たときは、飾るなんてとんでもないことで、ようやく落ち着いた生活が出来るようになったということか。
隣の家を縄張りにしている仔ネコたちのママ(まだらちゃん)は、私が勝手口から出ると、屋根伝いにやってきて、すりすり、ふみふみをする。子育てのときはぴりぴりしていて、私に見せる顔も般若面で恐かったのに、この変身振りはどうだ。本来はべたべたの甘ったれだったのだ。ミック(くらりちゃん)がママに似た。
どこかでご飯を貰うのか、今は狸のようにころころに太っている。
仔ネコ(ちゃー)は見なくなった。どこかで飼われているのだったら良いのだが。
ミックとマック(きくちゃん)が恐がりなのはパパ似である。最近パパ(クビ白)がときどきやってくる。堂々とした体躯の美猫である。
写真を撮りたいと待っているが、気配を感じるとあっという間にどこかに姿を消す。最近しっぽの短いクロネコと争って怪我をさせた。強いのである。
寒い冬を頑張った野良猫達のためにも、春が来たのはうれしい。