a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「ポリアンナ」

1960年制作のディズニー映画である。
ポリアンナは牧師だった父と母を亡くし、母の妹に引取られる。叔母は土地の有力者で立派なお屋敷に住んでいる。
引取られたポリアンナの部屋は、屋根裏の小さな部屋であった。
天真爛漫なポリアンナは頑な人々の心を解きほぐす不思議な能力を持っていた。
その中でも、一番頑固なお婆さんを演じているのは「奥さまは魔女」のサマンサのお母さんをやっている女優。あの雰囲気のまま我がままを言って周囲を困らせているのを、ポリアンナはあっさり良いお婆さんに変えてしまう。
痛快な物語である。
ポリアンナのように物事の良い面だけを見るのは素晴らしいのだけれど、反面悪いことには目をつむって現実逃避をするのをポリアンナ症候群というらしいが、映画は良い面だけを描いている。
子供むきの映画は暑さを凌ぐのに、最高である。