a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

学習する猫

猫にも個性があって、勉強好きな賢い猫ちゃんが結構居る。
昨年、我が家で拾って岡崎に養子に行ったクラリちゃんは、昨日網戸を開けて脱走したという。外へ出たものの、恐ろしくてどこにも行けなかったのであるが、彼は外に出たいから網戸を開けたのではなく、「網戸を自分で開ける」ことを学習したから実行したまでである。
彼がまだほんの仔猫だったとき、夜中に枕元の電話が「ピ、ポ、パ」と鳴ったのでびっくりして見ると、クラリちゃんが、受話器を前足で転がして外し、釦を押さえ遊んでいた。私が電話をかけるのを見ていて覚えたのである。
かなり賢い。
友だちのMさんの猫は4匹居るが、その内の1匹が賢い。ふすまを開ける事が出来る。他の3匹は開けてもらうのを座って待っている。
先日、窓の戸を開けて3匹が脱走した。2匹はすぐに帰って来たが、一番男前の小テツが、まだ帰って来ない。
「小テツは男前やけどあほやねん」とのこと。
賢い猫、それについて行くお調子者の猫。賢い猫は出たものの、家がええわ、と帰って来ているのだ。
我が家のクルミは賢いと思いたいが、何せ力が無いので、戸を開けられない。ドアのノブに手を伸ばして「開けて〜」と叫ぶだけである。
当分脱走はしないだろう。