a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

春が来た

朝から雨で暖かい。
お客様がいらっしゃっている間、蕾が固かったヒヤシンスが急に咲いた。
芳香を放っているが、私の鼻は情けないことに、むずむずしっぱなし。

お雛様を片付け始める。
これも楽しみながら仕舞いたいので、少しずつ。
見て下さった多くの方が、古いのに着物の光沢とか色彩がとても美しいと褒めて下さった。
昭和8年に、夫の母の実家から初雛の祝いに届いた小さな段飾りのお雛様である。
もう78年の歳月を経ているのに変色していないのは、すべて上質の絹地を使っているからだろう。
保存状態も良かったからか、昨日作ったという位の美しさを保っている。
祝ってもらった当人である夫の妹が「要らん」と言うので、私が元気な間は大切にして、多くの人に見て貰おうと思っている。