a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

バラ園と生野銀山

公民館の館外交流研修会バスツアーに参加する。
私たち金剛コールアゼリアからは8名。
荒牧バラ園を見学して、お昼は三田ホテルでバイキング。とても美味しくて皆満足した。
中国道播但道を通って生野銀山へ。
ここは1973年に閉山したが、807年に発見されたという1200年の長い歴史を持つ。
昔の鉱員の過酷な労働は、寿命が6年とも8年ともいわれた。
菜種油の灯りを頼りに狸堀という70センチほどの穴を這って鉱脈に向かって掘り進んだという、閉所恐怖症の私には想像するだけで恐ろしい世界である。
今は観光用に整備されている坑道を、1キロメートルほど歩いた。
温度が低くて暗くておまけに天井から絶えずぽたぽた雫が垂れる。1人では絶対来たくない場所である。
説明をボランティアの男性がしてくれた。
銀だけではなく、金や亜鉛など70種類以上の鉱石も鉱脈に含まれている。それを地上に運び砕いて精錬し、僅かな金銀を作り出すのである。
中々興味深い場所だった。
沢山の薔薇を植えている荒牧バラ園。お天気続きで、少しくたびれ気味の薔薇が多かった。
配色を考えたらもう少し薔薇らしい庭園になるのに・・・と思った。
10年ほど前の6月に娘と訪れたイングランドマナーハウスの薔薇園が忘れられないのである。