a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「心を捉える三つの言葉」

日曜礼拝メッセージより
ヨハネ1:35〜42
ここはイエスが最初に弟子たちに関わられた箇所である。
弟子たちの心を捉え、彼らの人生を変えられたのは何か。
1、38節
 イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。
「あなたがたは何を求めているのですか。」
イエスは透視能力がある。だから彼らが何を求めているのか解っておられるのに、あえて尋ねられた。
われわれは2番目に大切なものを求める傾向に有る。
本当に一番大切なものを求めなければならない。
ひょっこりひょうたん島」の製作をした元NHKディレクターの武井博牧師は、ご自分の子供が荒れたときに祈ったら、自分自身が変えられる必要が有るのであって、子供は神に委ねようと気がつかれた。
また、マリアがイエスの話に聞き入って手伝わないから、「私ばっかりにさせるのは何故ですか」と詰ったマルタは、何が一番大切なのか解らなかったのである。
また、ソロモンは神に民を正しく導くための判断力(知恵)を授けられるように求めた。
2、38〜39節
 彼らは言った。「ラビ(先生)、今どこにお泊まりですか。」
 イエスは彼らに言われた。「来なさい。そうすればわかります。」
イエスキリストご自身を求めて生きることである。
3、41〜42節
 イエスはシモンに目を留めて言われた。
 「あなたはヨハネの子シモンです。あなたをケパと呼ぶことにします。」
熱心だが影響されやすく弱くてもろいシモン。
イエスが捕らえられたとき、イエスのことを3度、知らないと言って裏切ったシモン。
この弱いシモンを弟子たちのリーダーとして選ばれた理由は何か。
生き甲斐の糧になるものは、悲しみや挫折である。
そこから立ち直った時に誰よりも強くなれる。
 彼らは涙の谷を過ぎるときも、
 そこを泉のわく所とします。詩篇84:6
だからイエスは「あなたをケパ(ペテロ=岩、即ちリーダー)とする」と言われたのである。