a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

寝場所

昨日確認したいことが有って、古いブログの本(2004〜2005年)を開けた。
読んでいると、その年は14年飼っていた犬のランちゃんが死んだ年であった。
6月のある日(たまたま私は家に居た)、庭の南天の木の下で息を引取った。ランちゃんは甘えたで、何でも分かっていて、いつも私のそばにいて後をついてまわっていた。なのに夫も私も外出が多く2人とも家にいない時もあった。病の身で独りぼっちで淋しかっただろう、と不憫で思い出して夜中に泣いてしまった。
あれから、夫の身にも私にもいろいろ有って辛い年月を過ごしたのだ。あれやこれや思い出して珍しく悲しくて眠れなくなった。
いま私が一人なのに全く淋しさや悲しさと無縁に暮らしていられるのは、ややこしいクルミちゃんが居るからである。
クルミちゃんはランちゃんと似ている。猫と犬の違いが有るのに、私が飼うペットは似てしまうのか。
今日は蒸し暑いけれど頑張って同窓会のコーラスに行こうと外出の用意をして居たら、例によってブラウスの上にどっかと座り込んで阻止した。
私も昨日のランちゃんのことをまだ引きずっているから「分かった。今日はお家に居てるわ」となって、コーラスをサボることにして欠席の旨の電話をした。
猫の所為でさぼると言ったらメンバーは怒るやろなあ。
Sakuraちゃんが、クルミちゃんのことをブログにもっと載せろと言うので、早速クルミちゃんのことを書く。
普通猫は自分の寝場所をだいたい決めているのだろうけど、家のクルミはどこで寝るか分からない。
クローゼットの棚の布団の上、私のベッドの枕、居間のスツールの上、アトリエの椅子の上といろいろで決まっていない。温度や気分でコロコロ変わる。
これを書いている今も、どこにも居ないので2階に上がると、暑いのに音楽室の椅子の上で寝ていた。楽譜を探しに入った後のドアが開いていたから入ったみたい。気をつけないと時々お風呂とかベランダに閉め出してしまうこともある。
起きていると邪魔をするから寝てくれているのは良いが、時々確認する必要がある。
さっき、写真を撮ったのに、まだそのまま暑い部屋で寝ていて下りて来ない。