a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「12人の怒れる男」

予定がまったく無くて、午前中はガーディニングに精を出し、午後は映画を観た。
途中で友だちが電話して来たが「珍しい、いてたん?」と驚いている。
居ると思うから電話をして来たんだろうが。
電話と云えば高校の友達Yさんは入院している。甲状腺がんが見つかったので手術をした。
場所が場所だけに、術後は声が出なくなる可能性があるとかで、電話は出来ない。
お見舞いの葉書を送ったら、病院から葉書が来た。彼女は筆まめな人なのだ。
術後は良好で、声も出て来た。と書いてある。それより台風はどうやった?と私の心配をしている。
電話も良いけれど、メールも良いけれど、葉書や手紙はやっぱり一番ナイスである。
・・・映画の話。
1954年の作品で、モロクロ。
裁判の陪審員12人が控え室に缶詰で有罪か無罪か決める。
蒸し暑い日で、エアコンも無く、扇風機は壊れている。
汗を拭きながらで、皆早く終えて帰りたい。1人の男はヤンキーズのチケットを持っていたりする。
事件は、普段から暴力を振るわれている18歳の子供が父親を殺害した罪に問われている裁判。
当然有罪で、すぐにも結審がでると簡単に思っていたが、1人の男(ヘンリーフォンダ)が無罪だと主張した。
様々な職業の男たちが集まって議論する。汗をかきながら。
中々面白い見応えの有る映画だった。1人の人間の命を、人間が簡単に多数決で決められるものでは無い。
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