a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「炉の中で守る神」

ダニエル3:1〜30
暑いので婦人聖書の集いを欠席していたら、ダニエル書に進んでいた。
ユダヤの民が捕らえられバビロンに移されたその中で、ダニエルと3人の少年がネブカデネザル王に仕えるようになった。ダニエルは神を誉め称えた後、ネブカデナザル王の夢の解き明かしをし、王は彼を長官に取り立てた。2章まで。
3章はダニエル書の有名な箇所である。
夢の解き明かしで「あなた方の神は、神々の神だ」と言ったネブカデネザル王なのに2:47、高さ60キュピト(28m)の金の像を造り、像の奉献式を執り行った。
ダニエルと共に仕えていた3人、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは金の像を伏し拝まないと、火の燃え盛る炉に投げ込まれた。3人は縛られたまま炉の中に落ち込んだのであった。
そのときネブカデネザル王は驚いた。
燃え盛る火の中に4人の縄を解き放たれた者が見えた。一人は神々の子であると言った。
炉の中に神が居るのが見えたのであった。
この後3人はバビロンで栄えた。
ここから言えることは、
1、感激は変わりやすい。
夢の解き明かしで感激したネブカデネザル王なのに金の像を拝ませた。
感激は感情だからすぐ忘れる。信仰の土台にならない。
2、真の信仰の強さ。
恐れる者は何かを吟味する必要がある。
3人はネブカデネザル王を恐れなかった。16節
私たちは誰を恐れているか。
① からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。マタイ10:28
②正しく無い事による楽か、正しい事による苦か。
彼らは苦の方を選んだのである。17〜18節 究極の選択であった。
ネブカデネザル王は「敵ながらあっぱれ」と高く評価した。

1944年、日本の日本基督教連盟議長の富田満牧師はアジアのキリスト者に、神社参拝を勧めた。後にキリスト教団は責任の告白の声明を1967年に出している。
軍の弾圧に屈してしまった悲しい現実である。