ダニエル書5:1〜9 24〜28
ネブカデネザルの息子、ベルシャッツアル王の話。
千人の貴人を集めて宴会をしていたとき、突然人間の手の指が現れ、塗り壁に字を書いた。
彼は主を崇めず、他の神々を賛美していた。
書かれたのは『メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン』というだれにも読めない不思議な文字であった。
ダニエルが呼び出され、文字の解き明かしをした。
ここから言えることは、
1、人の命は数えられている。
『メネ』とは、神があなたの治世を数えて終わらせられたということです。26節
寿命は人間が決められない。
天の下では、何事も定まった時期が有り、
すべての営みには時がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。伝道者の書3:1〜2
全ては神の御手にある。
私たちに自分の目を正しく数えることを教えて下さい。詩編90:12(モーセの祈り)
召される時まで謙虚に神の時をいきること。今日一日をしっかり生きる。
ベルシャッツアル王には計算外のことだった。
2、神からのはかり。
『テケル』とはあなたが量られて目方が足りないとわかったということです。27節
王は与えられた賜物を生かしきれなかった。
王位は駆け上る地位であるが、王として相応しく無い。王として失格。父親の変化(5:22)から学習していない。
3、働きは評価を受ける。
『パルシン』とは、あなたの国が分割され、メディヤとペルシャに与えられるということです。28節
賜物を用いること。
それぞれが賜物を受けているのですから、
神の恵みの良い管理者として、
その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。1ペテロ4:10