a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

礼拝メッセージより

「信仰は過去を変える事ができる」
創世記32:22〜32
過去の事実は変えられない。信仰によって過去のトラウマから解放される。
ここは、ヤコブの人生のハイライトである。
1、ヤコブの過去の傷は何か。
21年前、父をだまし、兄を出し抜いて遺産相続をしたヤコブは、伯父ラバンの元に逃げた。
時が来て、神は帰れと仰せられた。
帰る準備をしながらヤコブの心は晴れなかった。
それは兄と和解していなかったからで、兄エサウはどう迎えてくれるか。使者の報告に寄ると400人引き連れてやってくるようであった。恐れ戦いた。32:6〜7
未解決の問題はいつまでも追いかけて来る。
2、ヤコブの考えた解決法は。
①最小限の被害に止めよう。7〜8
そこで贈り物作戦に出た。物品で怒りをなだめようとした。
しかし何をしても十分という事はなく心の平安がなかった。
②神に祈る。9〜12
しかしこの祈りは、悔い改めの祈りでなかったので天に届かない。
3、神による解決。神がして下さったこと。
①21年間待って下さった。祝福以外無い不思議な取り扱いをして下さった。
②いよいよのとき、ヤコブ個人と対決して生き方を変えられた。
ヤコブはある人と対決した。24
その人はヤコブのもものつがいを打った。格闘しているうち股の番が外れた。25 ヤコブは生涯びっこで障害者であった。
もものつがいは自我である。神はヤコブの生き方を砕かれたのである。
(ヤコブは兄エサウは馬鹿だから、財産はかしこい自分が守るべきだ、という考えだった)。


ヤコブはその場所をペヌエルと呼んだ。
ペヌエルとは「顔と顔を合わせて神をみたのに、私の命は救われた」という意味である。

この後兄エサウと出会う。
ヤコブは兄に近づくと7回地に伏してお辞儀をした。33:3
エサウは走って来て彼を抱き、首に抱きついて口づけをし、ふたりは泣いた。33:4
2つの変化があった。生き方を変えた時エサウも変わった。
 主は、人の行いを喜ぶとき、
 その人の敵をも、その人と和らがせる。箴言16:7