a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

北海道からの客つづき

朝食を食べながらオペラの話。
ご主人とミラノのスカラ座で、寒い中で並んでオペラの初日を観た話を楽しそうになさった。
やっと天井桟敷に座って始まったオペラは、最初が特に幻想的で静かに始まって・・・。
「出し物は何?」って聞いたら、難しい名前をおっしゃって「・・・違ったかしら?」。
私は20年ほど前に夫とウイーンで観た「ローエングリン」の1幕目の始まりを思い出していた。
紗の幕の向こうに幻想的に船が見えて来る。オーケストラは静かに静かに始まる。
「あっワーグナーのローエングリーンだったわ」。
E子さんは突然思い出された。
60代のご夫婦で、気ままに定年後の生活を楽しんでいらっしゃるのだ。ご主人様はしばらくはお留守番だけど、一人でおでんを炊いて食べていらっしゃるらしい。
お土産に、ご主人が作られたサーモンの薫製を頂いた。
リンゴの木で燻すらしい。すごくスモーキーなサーモンだ。
E子さんは、用事を片付けに出かけられた。
私は午後公民館へコーラスに。