a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

婦人聖書の集いより

ストレスに勝つ秘訣シリーズ5
「人助けに関わるストレス」
ヨシュア記2:1−21
人を助けることは素晴らしいことである。
しかしそれが自分の命にも関わるとき、ストレスが生じる。

ヨシュアはふたりの斥候をエリコを偵察するために遣わした。
彼らはラハブという名の遊女の家に隠れた。ラハブは調べに来たエリコの兵士に嘘をついて、二人を匿って綱で吊りおろして逃がした。
斥候たちはラハブに我らが攻め入ったとき、目印に窓に赤い紐を結びつけておくようにと約束をした。
映画「幸せの黄色いハンカチ」はこれからヒントを得ている。

ラハブから学ぶことは。
1、ラハブと言う女性について、
①生業は?
ラハブはカナンの町の遊女で、神殿遊女といって偶像を祭っている神殿に来た男性と交わる。交わりは礼拝行為でもあった。
日本でも神社の門前に色町があった。
②エリコの兵に語ったラハブの言葉をどう思うか。4、5節
大きな地点に立ち、正直に有りのままを言うのではなく、正しいのはどちらか?と咄嗟に神の元から来た人を守ろうと思って嘘をついた。
より正しいのはどちらか? コロサイ1:9
柏木哲生先生は末期がんの患者に「余命は?」と聞かれ「治ると良いですね」と答えられた。


2、ラハブが斥候たちに語った言葉から何が分かるか。
①神について 10、11節
ラハブは偶像の神のあり方に疑問を感じていた。真の神を知って信仰心が芽生えた。
②救いについて 12、13節
自分一人ではなく、家族とともに(同族愛)救われたいと思う。13、18節
パウロが願う同族の救い。 ローマ10:1
同族が救われていないことに心に大きな悲しみを持つ。 ローマ9:2−3


3、ラハブのその後。
①サルモンに、ラハブによってボアズが生まれ、ボアズにルツによってオべデが生まれ・・・ダビデが生まれた。 マタイ1:5
ラハブはルツの姑に当たる。ラハブはサルモンと結婚してボアズを生んだのである。
②遊女ラハブの行為は義と認められた。 ヤコブ2:25

ラハブは信仰厚く強く勇気のある女性。
神殿遊女がイエス・キリストの系図に載るなど有り得ない。
しかし、聖書は敢えて記載している。
信仰の世界は国籍、男女、職業、身分を越える。
あなたがたはみな、キリスト・イエスに有って一つであるから。 ガラテヤ3:28