a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

婦人の集会より

ストレスシリーズ9
「生きるストレス」ヨハネ4:1−30
何をするにも億劫で生きることに疲れる時がある。生きること自体がストレスに感じる、そうしたサマリヤの女性が聖書に出て来る。
しかしそんな彼女の人生がキリストの出会いによって変えられて行く。

1、サマリヤの女性はどんなストレスを感じていたか。
①昼の12時頃井戸の水を汲みに来た。朝早く涼しい間に来ないのは人々のうわさ話(井戸端会議)を聞くのが嫌だったから。6節
②井戸の水汲みは重労働で、日々の務めに疲れ果てていた。15節
③夫は居ないと言った。16節
5回も結婚している。現在は同棲中で結婚生活に疲れていた。18節

2、彼女は以下のキリストの言葉をどう感じただろうか。
旅の疲れで、井戸のかたわらに腰を下ろしておられたが、水を汲みに来たサマリヤの女に「水を飲ませて下さい」と言われた。7節
 サマリヤの女は言った。「ユダヤ人のなのに、どうしてサマリヤの女の私に、飲み水をお求めになるのですか」。9節
女は思った。「この方は誰なのか?不思議なユダヤの男が何故わたしに?」。
サマリヤ人とは、ユダヤがバビロン捕囚で捕われているときの混血人で嫌われていた。ことわざに「サマリヤのパンを食べるのは豚を食べるのと同じ」。又、放蕩息子では屈辱的な豚の世話をした。
わたしがあたえる水を飲む者はだれでも、決して渇くことはありません、
 わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。13,14節
女は洞察力が無いから、水が湧き出るのは便利だ!うれしいな、でも本当かしらん、と思った。
イエスは彼女に言われた。「行ってあなたの夫をここに呼んで来なさい。」16節
おんなはイエスに「私には夫はありません」と答えた。
イエスは夫が無いというのはもっともです。と言われた。
あなたには夫が5人あったが、いまあなたと一緒にいるのは夫ではないからです。18節
イエスはずばりと本当のことを言われた。彼女はイタキモ(痛いけれど気持が良い)だっただろう。
真実な人、解決してくれそうな人、裁こうとしない人に、本当のことを知って欲しかった。
イエスは言われた。「あなたと話しているこのわたしがそれです。26節

3、キリストとの出会いは彼女に何をもたらしたか。
他人に触れられたくなかったことを、自分に言った人を信じた。町に行き人々に言った。
「来て、見て下さい。私のしたこと全部を私に言った人がいるのです。この人がキリストなのでしょうか。」28、29節

4、彼女を変えたのは何か。
①一人の救いのための行動された愛。4:3−4
主はユダヤを去ってガリラヤへ行かれた。
ユダヤの人は南から北へ行くには、普段サマリヤを通らず遠回りをしていた。
②差別を越えた愛。
孤独な女のストレスを知った上で、彼女を救うためにわざとサマリヤを通られた。
③罪の裁きを越えた愛。女に生きる力を与えられた。