「試練に負けても」
ルカ22:31-34
このときイエスは6度の裁判を受けた。なのに3度も知らないと言ったペテロ。
1 ペテロの敗北の理由は何か。
① 熱情
シモンはイエスに言った。「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」33
ペテロの覚悟が何に依存しているか、根拠は神の信頼ではなく自分への過信であった。
②キリストのみ言葉の軽視
しかし、イエスは言われた。「ペテロ。あなたに言いますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」34
愛の警告を忘れた。
主が振り向いてペテロを見つめられた。ペテロは、「きょう、鶏が鳴くまでに、あなたは、三度わたしを知らないと言う」と言われた主のおことばを思い出した。61
2 試練の中で支えてくださる方
自分の自己認識でなく神に祈られ知られている真の自分を知る。
彼は、外に出て、激しく泣いた。62
ペテロは情けなさ恥ずかしさで孤独であった。
3 大きな計画
しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」32
裏切られることを承知で、ペテロのためにとりなしの祈りをしてくださる、愛し続けてくださるお方がいらっしゃる。
立ち直ったら…と言われる。後にペテロは大いなる働きをすることになる。
