a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

礼拝メッセージ

中西正夫牧師による

「父よ、彼らをお許しください」
ルカ23:32−34
イエス様は十字架の上で7つのお祈りをされた。
一番目の祈りが「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」34節
大声ではなくひそひそ話で言われた。父だけへの祈りである。
1、「父よ」と呼びかけた。
ユダヤ人に取って唯一の神を「父」と呼ぶのは、当然のことに死罪に当たる。「冒涜罪」。

2、「彼らをお赦しください」
イエスは十字架に釘打たれ、激痛の中で「彼らを赦して・・・」とりなしの祈りをされた。
彼らとはだれだろう。
イエスを捕らえ鞭打った兵士たち、裁判の人々、大祭司カヤパ、ローマ総督ピラト(イエスの無実を知りながら良心を売った)、信仰を貫けず逃げ去った弟子たち、裏切った群衆・・・そして時を超えて我々も。
正しいと思っても黙って口を閉じ、ここ一番で声を上げないで何となく通り過ごしたことは無いか。

3、祈りは矛盾に光を示す。
人生は矛盾に満ちている。
大きな矛盾はイエスの十字架刑。罪のない人が、罪人に裁かれる矛盾。