a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

キリストの12弟子 マタイ

12人の弟子
「マタイ」
キリストは身分も職業も差別と言うものは微塵もないお方である。
ユダヤ人からは大変忌み嫌われ「売国奴」と言われていた取税人をも弟子の1人に選ばれ大きな働きをさせておられる。

その人物はマタイである。

1、マタイ(別名レビ)とキリストとの出会い①職業、カペナウム近くの取税人ーマタイ9:9
漁師が多い弟子の中では珍しい公務員。
②キリストとの出会い 
エスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。

・何を「ご覧」になったのか?
何か心に虚しいものを持っているのをご覧になった。

・この従い方は、どこでも湖があれば魚をとって生きていける漁師と違って公務員が仕事を捨てて従うのは復職不可を伴う大きな決断であった。


2、マタイが信仰を持って後にしたこと(マルコ2:15-17)
それから、イエスは、彼の家で食卓に着かれた。取税人や罪人たちも大ぜい、イエスや弟子たちといっしょに食卓に着いていた。

①マタイの証の仕方
彼は仕事仲間や仕事上付き合う「罪人」を自分の家に招いて、キリストに話をしてもらった→今日の家庭集会の元祖であり、最も良い伝道は自分の付き合い仲間に証すること。

②パリサイ人や学者達の非難に対するキリストの有名な言葉
医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。
わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。

・「正しい人」とは?
自称義人。

・「罪人」とは?       
自分が神の前で罪人と認める人。
社会的な罪人と異なる。

マタイの大きな働き

新約聖書の第一福音書「マタイによる福音書」を書き上げること。
職業で培われた統計(系図)借金返済やタラントの教えなどはマタイならではの手法である。→1ペテロ4:10

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。

マタイの福音書の1章はアブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリスト系図。名前の羅列である。