a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

動物病院で

クルミが先週から元気が無く寝てばかりで食欲が無い。そして右目がうるうるして半分しか開かずどうも痛そうなのである。
心配なのでタクシーを呼んで美原獣医科病院へ連れて行く。
早朝の混雑が一段落したころを見計らって10時半頃に着いたら、なんと駐車場も待合室も患者の犬と飼い主で溢れかえっていてびっくり。
患者は殆ど小型犬である。
「9時に来たけどまだですわ」と隣に座った人が言った。
何でも急患の猫ちゃんが来て、先生は必死で助けようとなさったが駄目だったらしい。
診察室から飼い主が出てきて頭を下げて「うちの猫のために長時間お待たせして申し訳ありませんでした。今息を引き取りました」とご挨拶なさった。
しばらくして美しいダンボールの棺に収まった猫ちゃんが出てきた。
誰も文句をいう人はいない。思わず泣いてしまった。
病のペットを連れてきて不安な気持ちでいる人は同じ気持ちだと思う。

2時間近く待ってようやくクルミを診察してもらった。熱は平熱。右目に傷が有って痛いので食欲が無く元気が無いのだろう、という診断。先週水曜日に私の目をすり抜けて庭に出て、野良の黒猫に喧嘩をふっかけてやられたのだろう。クルミが悪い。これで懲りたか・・・。
「1日4回点眼のこと」。目薬と可愛い子猫のカレンダーをいただいて帰る。
タクシーの中でもずっと鳴いてばかりで、疲れたのか帰ると寝てしまったが、しばらくして餌を食べだした。やれやれ。