フランス映画2007年製作「ある秘密(Un secret)」を観た。
主役のユダヤ系のフランソワは、生まれたばかりの赤ちゃんを含めて4人の俳優が演じている。
過去と現代をあちこち話が飛ぶからしっかり見ないと理解できない。
美しくて辛い映画だが、目と脳がすっごく疲れた。
この映画は実話を元にしている。
フランソワは精神医である。
子供の頃パリで暮らしている。彼はスポーツマンの父の意に反してひ弱い体に生まれた。
この映画はなぜか現代はモノクロで過去はカラー。だいたいは思い出はモノクロなのだけれど。
1936年、ユダヤ人の結婚式があった。
花嫁アンナの兄の奥さんがターニャ。花婿はこのとき初めてターニャと会うが魅せられてしまう。
愛してはならない女性を愛してしまったのだった。
そのせいで、いや戦争のせいで悲劇が生まれた。
フランソワの母親ターニャ、この役の女優さんセシル・ド・フランスが素敵だった。
台風13号の情報を気にしながらも映画を観ていると全て忘れて没頭できる。