a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

達筆なお礼状

北海道の知り合いに娘が災害のお見舞いの品を送ったら、今日届いたと礼状が来た。

その方は私より年配だということだが、流れるような草書の達筆な手紙であった。

 

今はほとんどメールか電話で済ましてしまうが、丁寧な手書きの文は思いが隠っていてやっぱり素晴らしい。

今日、久しく出会わなかった古風な手紙を見て感動した。

 

私が娘の頃は字が綺麗なのは重宝された。

女性の教養として(お嫁入りのための能力として)花道や茶道と同じような扱いをされていたのだった。

 

墨をすって筆で字を書く楽しみを忘れてしまって久しいが、もう一度和紙に字を書いてみたい気分になった今日のお礼状だった。