今日から「聖書の女性」シリーズが始まった。
最初の女性は、折角特別の助け手として神に作られたのに、誘惑に弱い情けないエバの話。
次に学ぶ女性は誰なのだろう?来週が楽しみな聖書の学びである。
帰宅後集会所へ。ドールハウスの搬出。
2年後も出品できるかな?
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エバとはどんな女性か。
創世記2:11−23
3:1−13
聖書は紀元前1500年頃から起源後90年頃に完成した類稀なる古代の本だが、古代は男性中心の時代だった。
聖書には数多くの深い影響を与えた女性が登場する、
そうゆう点でも類稀なる書物なのだ。
よく知っている人も、目立たない人もいる。
この機会に聖書の女性についての「通」になろう。
27回までは旧約聖書に出てくる女性である。
1、ふさわしい助け手としてのエバ
人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。2:20
「ふさわしい助け手」とは、男にとってのヘルパーという意味ではない。
「助け手」原語はエゼル エリエゼル(神の助け)
神が人を助けるときに使われる言葉→イザヤ44:2
つまり女は男のヘルパーではなく、男には出来ない部分を助ける無くてはならない存在を意味する。
2、誘惑に負けるエバ 3:1−13
A、蛇の正体→黙示2:9
B、サタンの攻撃
園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。1節
①神の言葉への不信 3:1 人間に対する巧妙な手口
②神の真理のすり替え(サタンの言葉は半分は本当のこと)
死の意味をすり替え
あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べて良い。16
しかし、善悪の知識の木からは食べてはならない。
それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。17
・神は霊的生命を重視されている 「死」=霊的生命の喪失(神との関係の喪失)
蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。・・・3:4
・サタンは肉体的生命を重視させている 「決して死にません」=肉体的生命
自由のすり替え
神の命令は人間の自由を奪うものであり、神から離れた生活こそ真の自由がある、と思わせる。5
・誘惑に負けたエバがしたこと
善悪を知る木を改めて見ると
まことに食べるによく、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。6
と見方が変わった? グルメ、美容、知性と聞くと女性は弱い。
現在も変わらぬサタンの手口である。
女が誘惑に負けるのに1〜6節もかかったが、男は1行で片がついた。
・・・女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。6
3、罪を認めないエバ 3:12、13
あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので私は食べたのです。12節(アダム)
蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです。13(エバ)
アダムもエバも罪を認めず詫びない。
むしろ責任転嫁する。
罪を犯すことと、罪を詫びない事とではどちらが罪が重いか?
ルカ18:13、14