a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

聖書の女性(1) エバ

     

今日から「聖書の女性」シリーズが始まった。

 

最初の女性は、折角特別の助け手として神に作られたのに、誘惑に弱い情けないエバの話。

次に学ぶ女性は誰なのだろう?来週が楽しみな聖書の学びである。

 

帰宅後集会所へ。ドールハウスの搬出。

2年後も出品できるかな?

 

    *  *  *  *  *  *

 

 エバ

エバとはどんな女性か。

創世記2:11−23

   3:1−13

聖書は紀元前1500年頃から起源後90年頃に完成した類稀なる古代の本だが、古代は男性中心の時代だった。

聖書には数多くの深い影響を与えた女性が登場する、

そうゆう点でも類稀なる書物なのだ。

よく知っている人も、目立たない人もいる。

この機会に聖書の女性についての「通」になろう。

27回までは旧約聖書に出てくる女性である。

 

 

1、ふさわしい助け手としてのエバ

 人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。2:20

「ふさわしい助け手」とは、男にとってのヘルパーという意味ではない。

「助け手」原語はエゼル エリエゼル(神の助け)

神が人を助けるときに使われる言葉→イザヤ44:2

 

つまり女は男のヘルパーではなく、男には出来ない部分を助ける無くてはならない存在を意味する。

 

2、誘惑に負けるエバ 3:1−13

A、蛇の正体→黙示2:9

B、サタンの攻撃

 園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。1節

①神の言葉への不信 3:1 人間に対する巧妙な手口

②神の真理のすり替え(サタンの言葉は半分は本当のこと)

死の意味をすり替え

 あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べて良い。16

 しかし、善悪の知識の木からは食べてはならない。

 それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。17

・神は霊的生命を重視されている 「死」=霊的生命の喪失(神との関係の喪失)

 蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。・・・3:4

・サタンは肉体的生命を重視させている 「決して死にません」=肉体的生命

自由のすり替え

神の命令は人間の自由を奪うものであり、神から離れた生活こそ真の自由がある、と思わせる。5

 

・誘惑に負けたエバがしたこと

善悪を知る木を改めて見ると

 まことに食べるによく、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。

と見方が変わった? グルメ、美容、知性と聞くと女性は弱い。

現在も変わらぬサタンの手口である。

 

女が誘惑に負けるのに1〜6節もかかったが、男は1行で片がついた。

・・・女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。

 

3、罪を認めないエバ  3:12、13

 あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので私は食べたのです。12節(アダム)

 蛇が私を惑わしたのです。それで私は食べたのです。13(エバ

アダムもエバも罪を認めず詫びない。

むしろ責任転嫁する。

 

罪を犯すことと、罪を詫びない事とではどちらが罪が重いか?

ルカ18:13、14

 

f:id:a-doll:20161105092707j:plainシスティナ天井画のエバ ミケランジェロ