買い物にスーパーに行ってもコーラスの練習に公民館へ歩いて行っても汗が出る暖かさ。
今、小豆色の木綿のキャップを愛用している。
友達が「可愛い帽子だからお部屋の中でも被ってて〜」と言ってくれるけど、汗をかいて熱いから脱がないと。
セーターも脱ごうとしたらMさんが「何で裸になるの?」「下にTシャツ着てるって」。
今からこんなに熱いのに、夏はどうなる?
明日はひな祭り。
床の間のお軸は立ち雛に架け替えたけど、お内裏様は納戸の中。
せめてブログに10年前の写真をアップしてあげよう。
(10年飾ってないということである)
姪のブログによると、H子姉はお内裏様だけ残して後は断捨離するとのことである。
孫たちは誰も要らないんだ・・・。
我が家の先祖たちは「断捨離」という言葉を知らない人たち。
何でも後生大事に取ってある。
私は自分で買ったものは気前よく捨てられるけど、先祖が残して年月を経たものは捨てにくい。
7歳上の教会の友達Yさんは、戦災で家を焼け出された。
「家が焼けるということは全てが無くなってしまうと言うことやよ」と力を込めて言う。
家具も額の絵もタンスの中身もお人形も・・・。
70年以上経った今でも無念の面持ちである。
戦災にも震災にも免れた古い人形たちをどうしたものか・・・思案に暮れる。