a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

怖い映画

今日も風が冷たい。

でも花は次々とつぼみを開く。

鈴蘭水仙

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昨日、映画「マラソンマン」を観た。

1976年制作の映画で観るのは初めて。

ベープ(ダスティ・ホフマン)はオリンピックで金メダルを取ったエチオピアアベベ選手(裸足で走った)に憧れて、毎日マラソンで体を鍛えているコロンビア大学の学生。

 

ナチの残党である歯科医のセル博士(ローレンス・オリビエ)が、アメリカの貸金庫に預けてあるダイヤモンドを国外に持ち出そうとする。

それに巻き込まれたベープ。

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残虐な拷問場面があるのを知らずに見たのだが、途中で悪い予感がしたので目を両手で塞いで観た。

これは映画なんだ・・・と自分に言い聞かせながら。

でも、夜中に何故だが歯が痛くなった。

 

ダスティ・ホフマンは若くてハンサム。

ローレンス・オリビエはむちゃくちゃ怖い。

彼の初期の映画は全部観たが、中年過ぎてからは悪役が多いのでパスしていた。

彼は「マラソンマン」が自分が出演した映画の中で一番好きだと言った。

役者として恐ろしく冷たい残忍な男を演じることに成功して満足だったのだろうか。

 

でもやっぱり私には少女の頃に見た「嵐が丘」「レベッカ」「美女ありき」「ハムレット」などのローレンス・オリビエが忘れられない青春のスターなのである。