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a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

泥棒が入る家

5月になった。

5月1日はメーデー

 

最近ストライキは余り聞かないが、私が高校生のころは労働運動が活発で、ストライキが盛んに実行されていた。

困るのが鉄道会社のストライキ

つまり電車が動かないのである。

運転手さんも車掌さんも駅の切符を売る人も、改札で切符にチョキンと印を付ける人も皆ストライキに参加したのだ。

電車が動かなくても学校を休むわけにはいかない。

 

車で行くしか手段は無い。

だけどまだ自家用車は無い時代で父も持っていなかった。

 

どうして学校まで行ったかというと、隣の小父さんの公用車。

小父さんは大阪市内のとある警察署の署長さんだった。

「おっちゃんの車で送ったげるよ」で、大きな体の小父さんの親切に甘えさせてもらった。

勿論父も大阪市内の会社まで一緒に乗った。私はおまけの身分。

父と小父さんの間に挟まって会話を聞きながらのドライブ。

警察の車(パトカーじゃない)で校門まで乗り付けたのだった。

 

一般市民は迷惑を被ったのだけど、私はなんか嬉しくてストライキしないかな?と期待していたのを思い出す。

 

お隣の小父さんの思い出はまだある。

頑丈な体でいつも門の前で肩脱ぎをして竹刀を振り回している偉丈夫。

職業は警察官。奥様も薙刀の有段者。

なのに何故か空き巣に何度も入られた。

当時はまだ戦後の荒れた状態だったから泥棒も多かったのだ。

表札に職業や有段者である、などとは書いてないし・・・。

 

それに引き換え、隣の我が家は1度も泥棒に入られなかった。

うちの家業が鍵屋さんなのを知っていたか?

よく吠える犬が居たし、大家族で人が溢れて泥棒も入る余地が無かったのかも知れない。