a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

今日も映画

今日も午後は映画。

1984年製作の「プレイスインザハート」を見た。

サリーフィールドが熱演で可愛くて大好きな映画。

1935年テキサス。

エドナ(サリーフィールド)のハンサムな夫は保安官で、子供二人いて幸せに暮らしていたが、ある日酔っ払った黒人が間違って発砲した弾に当たって死んでしまう。

撃った黒人は白人にリンチを受け木に吊るされた。遺体の始末は黒人たちの手で。

突然降りかかった悲しみ。しかし泣いてはいられなかった。家のローンが残っているし預金は僅かしかない・・・。

エドナは小切手の書き方も知らないほど普通の主婦で夫に頼って暮らしていたのだった。

黒人モーゼス(リンゼイクローズ)が住み着くようになって、彼のアドバイスで綿の栽培を始める。

盲目のウイル(ジョンマルコヴィッチ)も下宿人として住み始める。

 

竜巻が襲ってきたり、夜を徹して必死に綿を摘むところ、見所は沢山ある。

綿の栽培に成功したのは黒人だからとKKKがモーゼスを袋叩きにする。KKKのメンバーは普通の白人の町の人々なのだ。

今のアメリカの南部もあまり変化はないなと思う。

人種の違い、障害者、未亡人と幼い子供が寄り添って艱難を避け寄り添って暮らしていたのだ。

 

最後は教会の礼拝の場面。

聖餐式があって、リンチを受けて吊るされた亡くなったはずの黒人や、エドナの夫や出て行ったモーゼスも並んで座って居て・・・映画は終わる。

聖歌隊が男女10人ほど賛美歌を歌っていたが、真ん中にお年寄りの女性も居て、うちの教会と同じやわ〜(私のこと)と思った。

普通の人々だから、エドナのお姉さんの夫(エドハリス)の不倫などもある。過酷な状況の中でも人々は集まってダンスをしたりゲームをして楽しむ姿が描かれている。

 

物語は知っているのに、ドキドキしてエドナを応援して観てしまった。

ジョンマルコビッチは若くて盲目の役が上手いし、エドハリスは若くて色男の役で可愛い。

PLACES IN THE HEART (1984)