この暑さで蚊がまた元気を取り戻し(私は又々ばてているというのに)庭で作業をしていると刺された(≧∇≦)
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マグダラのマリヤ
聖書 マルコ16:9-11
中世の画家たちが描く「マグダラのマリヤ」は娼婦として描かれている。
しかしこれは間違いで、なぜ誤解されたのか、そして正しい聖書の理解は何なのか?
1、七つの悪霊から解放されたマグダラのマリヤ
①マグダラは地名。
ガリラヤ湖の西岸に隣接する町。
②イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出された マルコ16:9とある。
誤解の理由は、中世カトリック教会がこの「七つの悪霊」を「七つの大罪」と解釈したことにある。
「七つの大罪」とは「色欲、貪欲、貪食、憤怒、怠惰、嫉妬、傲慢」である。
最初の「色欲」から彼女は娼婦であったと類推され画家の絵になったと思われる。
③もう一つの誤解は、香油をキリストの御足に塗った「罪深い女」ルカ7:37-38と間違われることである。
そしてこの「罪深い女」の行為がマルタの妹マリヤの行為と似ているから、ヨハネ12:1以降 同一人物のように思われるが、場所も異なり、3人は別々の女性である。
2、十字架から離れなかったマグダラのマリヤ
キリストが十字架に付けられている間、弟子たちのある者は逃げ、ある者は遠くからついていくだけであったが、キリストから離れずその場にいた女性たちがいた。その女性の中に彼女の名が記されている。ヨハネ19:25
3、復活のキリストが最初に声をかけられたマグダラのマリヤ
ヨハネ20:10-18
キリストは復活後最初に声をかけられたのはペテロやヨハネではなく、マグダラのマリヤであった。
弟子たちは空の墓から立ち去って帰って行ったが、彼女は墓から離れなかった。
それは「七つの悪霊」によって長い間悩まされて来た人生からキリストによって解放された喜びと感謝がいかに大きいか、またキリストを心から愛する女弟子であったのである。
それがキリストの復活後、最初に声をかけて戴く特権に導かれたとも言える。
わがたましいよ。主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ。
聖なる御名をほめたたえよ。
わがたましいよ。主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主はあなたのすべての咎を赦し、
あなたのすべての病を癒し、
あなたのいのちを穴から贖い、
あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
あなたの一生を良いもので満たされる。
あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。 詩篇103:1-5