寒くなった。
クルミは寒い。「ママ床暖房を入れてください」。
昼食後、映画「ザ・ウエーブ」を観た。
2015年ノルウエー映画。
雄大な美しいガイランゲルフィヨルドの地質学者の家族が主人公。
地質研究所の計測器が地下水の水位の僅かな変化を知らせている。
線が切れただけじゃ無いかとか大して気にもしてい無い職員たち。
警報を鳴らして大騒ぎになって何もなかったら具合悪い・・・とか言っている。
でも、それはフィヨルドの岩盤の崩落の始まりであって、やがて地震が揺って・・・。
女性職員は慌てて警報を鳴らす。
美しい景観を望めるホテルの滞在客や、近辺に住む人たちが「?」と慌てふためく。
大急ぎで車やバスで高台に逃げるが・・・。
10分で大きな津波がくる。
津波は海抜80メートルの高さで全てを飲み込んでしまうのだ。
夫と10数年前にノルウエーに旅行した時、フィヨルドの雄大な美しい景色を堪能した。
グリークの家にも行ったし、とても懐かしい思い出だけれど、美しい山が崩落して津波が押し寄せることもあるとは想像もしなかった。
タイタニック、ポセイドンアドベンチャー、タワーインフェルノなどと同じ種類の映画ではらはらして楽しめる。
楽しめるのは映画だからであって、実際の東北の津波の映像は嫌い。