今日は温いわ。
安らぎのある生活(14)
金剛バプテストキリスト教会婦人聖書の集いより。
クリスマスのメッセージには「平和」のメッセージが含まれている。
クリスマスシーズン、改めて神の語られる「平和」について学ぶ。
聖書 ルカ2:11-14
きょうダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。11
あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。
これが、あなたがたのためのしるしです。12
すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、
神を賛美して言った。13
「いと高きところに、栄光が、神にあるように。
地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」14
1、クリスマスの「平和」の性質
「地の上」に住む全ての人々、全人類に願われる平和。
クリスマスは地球規模のメッセージ。
2、人類の平和の実現の道
今までも、政治家たちや宗教家たちがこぞって英知を結集し、会議を重ね、地球規模の平和のメッセージを発信してきた。
しかし、一向に平和は実現しない。
今も、対立、争い、暴動、テロ、戦争…が後を絶たない。
何故?
ここに人類が聞かなければならないメッセージが最初のクリスマスに込められている。
先ず「いと高きところに栄光があるように」14a との願いが、人類の平和の願いに先立つ。
この順序を無視して人類の平和実現は不可能である。
人間は所詮神に造られた被造物である。
地球上で一番偉いのは人間ではなく神である。
だから人間は謙虚になって神に栄光を帰することなしには平和の実現はないことを知るべきである。
これを理解し受け入れることを「御心にかなうこと」と聖書は教えている。
神の御心を無視し、人間が一番とする時、どんな会議も英知も自国と自分の利害が絡んでの行動から解放されず対立の中に埋没する。
3、人間の根源的「利害と欲という罪」の解決
きょうダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。11
人間は「互いに謙虚になって話し合いましょう」と言ったところで、利害や欲を捨てるほど聖くはない。
神は「罪を許し清め、新たに神に御心に従って生きる救いの道」を人間に与えて下さった。
その救い主がキリストなのである。
クリスマスはキリストによる救いを求め、感謝し、神の御心に生きる決意表明の時ではないだろうか。