「やーめた」とならないうちに、朝食を終えたらすぐに整形外科医院へ。
坂道を上がって2キロの距離だから、着いたら暑くてマフラーも毛糸の帽子も脱いだ。
帰りは迎えに来てもらって、買い物も出来た。
午後観た映画。
「12年の長い夜」
ウルグアイってどこの国だったかな?と地球儀を回したら、それは南米のアルゼンチンの隣の国だった。
昔、ウルグアイ、パラグァイと対になって覚えたのを思い出した。
この国の歴史も知らなかった。
映画は1973年、3人の政治犯が捕らえられてそれぞれ独房に入れられて、極悪な環境で酷い孤独な12年間を過ごした実話を元にしている。
3人は 愛称ニャトとルソとペペ。
後にペペは大統領(ホセ・ムヒカ)になる。
ホセ・ムヒカ氏は2016年に日本を訪問され、広島にも行かれた。
世界で一番貧しい大統領として有名で、古い車と家と農地だけを持っていたと言われる。収入の殆どを慈善事業に費やしたのである。
ルソは獄中でラブレターの代筆なんかして居たが、後に詩人で作家となった。
ニャトも政治家になる。
映画は無知な私に多くのことを教えてくれる。
今日はウルグアイという国が少し分かった。
解放されて出獄するペペ。
獄中で母の差し入れのピンクの便器に花を植えたのを持っている。