a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

聖書の動物たち(9)ー岩だぬき

 

f:id:a-doll:20190715172744j:plain

聖書の動物たち(9)ー岩だぬき

 

岩だぬきは中東やアフリカに分布している。

聖書はこの岩だぬきを通して何を示そうとしているのか。

 

聖書 箴言30:24、26

 この地上には小さいものが四つある。

 それは知恵者中の知恵者だ。

 

 岩だぬきは強くないものたちだが、

 その巣を岩間に設ける。

 

1、岩だぬきの何が賞賛されているのか

岩だぬきは敏捷でなくのろまである(体長45センチ)。

しかもハリネズミの棘針のような、ウサギの早い足のような攻撃の武器は何もない。

聖書では「小さくて弱い動物」の代表。

しかし神は知恵者中の知恵者として「岩だぬき」をあげておられる。

それは巣を岩間に設けること。

確かで安全な「避け所」を持っていること。

他の動物の様に武器がなくても、負けないで生き抜くことができるのである。

 

2、安全で確かな「避け所」を持つことは最高の知恵である

「知恵者中の知恵者」とある。

どんなことより勝る知恵は、人生の避け所、いざとなった時の確かな支えを持つこと、と聖書は言う。

 神は 我らの避け所 また力。 

 苦しむとき そこにある強き助け。詩篇46:1

 

3、「避け所」(巣)ですべきこと

重荷を主にゆだねて待つこと。

危険や災いから身を守るために「避け所」に入るのだが、人間はなかなか安心しない。

次々と心配していく。

 民よ どんなときにも神に信頼せよ。

 あなたがたの心を 神の御前に注ぎ出せ。

 神はわれらの避け所である。  詩篇62:8