a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

閉じ込められた豪華客船の乗員

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客の下船が始まった。

やれやれ。

横浜港に着岸しているのに、なぜ長い間船に閉じ込めていたのだろう?

まるで、コロナウイルスを培養しているようでは無いか。

船という狭い空間で人々がすれ違っている様子がニュースで見られる。

 

私は暇な日の午後、昼寝がてら海外ドラマを観る(退屈な場面、拷問、ベッドシーンは早送り、又はうたたね)のを習慣にしているが、今観ている「アウトランダー」は主人公のクレアが200年の時の旅をしている。

 

タイムスリップの話は余り好まないけど、以前にダイアナ・ガバルドンの原作を読んで、夢中になってしまったから、ドラマを観ている。

アウトランダー 時の旅人クレア 1 (ハヤカワ文庫NV)

お金をかけて撮っているので面白い。

 

1765年、貿易船でスコットランドからジャマイカに向かっている場面。

別の船が行く手を遮った。

それはイングランドの軍艦であった。

クレアは医者で、イングランドの船は疫病が蔓延して死者が出ている。

イングランド船の艦長が無理やりクレアを連れ込んで治療をさせる事になる。

 

実はクレアは200年未来から来た女性で、1965年にはアメリカのボストンで外科医になって活躍していた。

 

イギリス船の中は疫病の乗組員でいっぱいで、死者を布に包んで海に投げ込んでいる。

当時は薬もなく手の施しようが無い。

クレアは消毒するためにブランデーを蒸留したアルコールを使ったりしている。

 

一人の疫病患者が乗って来た所為で、狭い船の中で次々移ってしまったのだった。

クレアの奮闘で疫病は段々治っていく。

 

これは約250年昔の話。

疫病はたくさんあっただろう。

現代は医学が発達して怖い疫病は少なくなった。

突然の新しいウイルスの出現に対応の仕方が分からなくて、あたふたしているみたい。

 

大きな豪華船といっても、狭い空間に長く人を閉じ込めたらどうなるか分からなかったのだろうか?

今日、船から解放された人たちは、本当にウイルスに感染してい無いのか?

私は心配する。