朝からまだ雨が降り止まず。
台風14号が変な動きをしているので、私は調子が悪い。
何をしたか覚えがないのに左肩と左の頭が痛くて。
台風さん、早く去って下さいよ。
朝からずっと土砂降りだ。
台風が雨を沢山降らせている。
昨夜は良い睡眠で楽しい夢を見たので、今日は頭痛も肩こりもなし。
60年前の今日は日曜日で上天気だった。
この日、私は生涯でたった一度のお産を経験した。
妊娠中は切迫流産で大層に実家で安静を強いられた。
ようやく臨月を迎えて、小柄な私には持て余す大きな赤ちゃんで、医者は予定日より早くに入院させた。
やっさもっさのお産だったが安産で娘は生まれたのだった。
晴れやかな青空が広がって、病院の近くの小学校の運動会のピストルの音や歓声が聞こえていた。
今夜は外食が出来ないので、溜まったポイントで近江牛を取り寄せてあったので、すき焼きにして食べた。
鉄のすき焼き鍋を久しぶりに取り出して、昔ながらの大阪風のすき焼きを作る。
焼き豆腐、お麩、糸蒟蒻、青ネギ、お肉はお砂糖で炒めて甘辛い懐かしい味。
生卵にくぐらして食べる。
美味しい誕生日の夕食だった。
今日は家事は決してしない・・・と心に誓って、買い物に出かけるだけにして、午後は映画鑑賞。
昼寝をすると夜眠り難いので頑張る。
面白い映画を見ていると眠くならないし。
2018年マレーシアの映画「61年目の約束」カビール・バーディア監督
マレーシアの実話に基づくドラマ。
海辺に住む美しい娘トムは漁師のオットマン(レミー・イシャク)と出会い、たちまち恋に落ちる。
二人は結婚し男の子が生まれた。
オットマンは愛する妻のために十分な金を得たいと「必ず帰るから」と約束して船に乗り込む。
トムはずっと待ち続けていたが、年月が経って臨終を迎えている。
孫に夫のことを探してくれと頼むのだった。
嵐の海と船の場面は圧倒される。
胸キュンとなるロマンチックなドラマで体の不調を忘れさせてくれる。
アジアの映画は表現が穏やかで優しくて好き。
まだちょっとふらつく。
治りが遅いね〜。
床の間の掛け軸を架け替えた。
ついでに掃除もした。
普段開かずの間になっているので、大した汚れはないのだけど、戸を開け放って風を入れる。
中学校の同期会は毎年秋に開かれるのだけれど、今年は開催できないので、当番幹事さんが往復葉書を出して「近況を語る」という企画を立てた。
9月末締め切りで、集まったのが43名。
卒業時は140名居たから、43名と言うのは大した数字だと思う。
現在連絡取れる人の約半分だという。
プリントして郵送してくれた。
この年になるとボールペンで細かい字を書くのは難しくなる。
中には(代筆)というのもあったし、
パソコンで書いて葉書に印刷、という手間をかけた人もあった。
葉書を読むと幼い日の姿が目に浮かんでくる。
コロナの中で良いアイディアだったと思う。
今朝もインターネットの礼拝。
賛美歌を歌うと、猫が「歌ったらあかん!」と噛みにくるから、落ち着いて礼拝も出来ない。
猫が寝て静かな時間に礼拝する。
午後、見た映画は良かった。
2017年アメリカ映画「ファントム・スレッド」
オートクチュールデザイナー(ダニエル・デイ=ルイス)が
田舎町のウエイトレス アルマ(ヴィッキー・クリーブス)を見初めた。
彼女をモデルに沢山ドレスを作るが、気難しい男でアルマは困惑する。
二人の愛の行く末は?
ちょっと怖い関係?
豪華なドレスの出来上がっていく過程が見られて、その美しさに目を奪われる。
大勢の縫い子さん達が白髪のお婆さんだらけというのも面白い。
テンポがゆったりしているし、今日の私はまだふらふらだから、こんな映画が良い。